コッパイタリア ジェノア戦

過密日程から優先度的にも高くない大会で大幅にローテーションしたユベントス。

ここまで使われる機会少なかった数名やデビューした選手も。

 

先発メンバー

GK ブッフォン

DF デミラル ドラグシン キエッリーニ ベルナルデスキ

MF ウェズレイ アルトゥール ベンタンクール ポルタノーヴァ

FW クルゼフスキ モラタ

 

交代順

ベンタンクール→ラビオ、キエッリーニ→ボヌッチ、デミラル→ダニーロ、ポルタノーヴァ→ラフィア、ウェズレイ→ロナウド

 

展開として早い時間に2点取れた事、ジェノアの出来があまりにもだったためボーナスゲームかと思われたがその後追いつかれ、休ませたいロナウドを使い延長に入るという予定通りとはいかない内容に。

延長の末勝利したものの消耗を強いられるものだった。

 

クルゼフスキとモラタの相性が良いのは収穫。

ただジェノアの出来があまりにもだった事は無視できないもの。というより酷かった。

 

お互いローテーションしていたとは言え、SBの枚数が足りずにデミラルを右に置き、久しく使ってないベルナルデスキの左SBに配置、経験少ない若手多数と勢いがあるうちに仕留めなかったユベントス側のミスだったと感じる。

1番割を食っていたように感じるのはウェズレイで、彼自身がもっとやれるのかは今後見ないと分からない。

しかしサポートが希薄な状況に加えて最終ラインまで戻らないと行けない今の形は素直にシステムの問題のように感じる。

失点シーンでは間に合って欲しい部分だが守備を疎かにしてるわけでもない彼を攻める事は難しい。

 

今のシステムは選手の特性もあるがセンターに予め人を置きすぎていてサイドのサポートが出来る状況ではない。

これで何とかしてるのはキエーザのみで彼だから出来ているのであって他の面々では厳しいもの。

サイドで数的優位を作って攻略なんてのは殆ど見られない。

ピルロに他の構想がないので勝ち点を取れる選手を使わない試合が厳しくなるのはもう前半戦で分かっていた事。

ではあるもののこれでこのまま行くのは正直不安(不満)である。