セリエA 対サッスオーロ戦
後半開始までに交代カードを3枚使うという想定外の試合ではあったもののしっかり勝利。
前節のミラン戦の流れを継続出来たのは大きい。
先発メンバー
GK シュチェスニー
DF ダニーロ ボヌッチ デミラル フラボッタ
MF キエーザ ベンタンクール アルトゥール マッケニー
FW ディバラ ロナウド
交代順 マッケニー→ラムジー、ディバラ→クルゼフスキ、ベンタンクール→ラビオ、ラムジー→モラタ、キエーザ→ベルナルデスキ
サッスオーロは早いボール回しで捉え所を作らせず、シンプルにCB間の裏を使う形やカウンターで単発に終わらない攻撃と攻め手を途絶えさせずに試合終了間際まで可能性を示していた。退場者が出てなければどうなっていたかは分からない。
ユベントスは前節に引き続きフラボッタが左SBの位置を務めた。横のCBがデミラルであったこの組み合わせは守備対応で後手に回る展開が多く今後の課題である。
攻撃ではポスト役の不在から中央が使えずサイドを使う展開が多かったのは予想通りである。しかし本来居て欲しい場所にロナウドを配置出来てないのでペナルティエリアで怖さを与えられず、エリア内で何かするというよりは人数をかけて逆サイドを狙う形が目立つ内容であった。
得点自体はダニーロによる年1のミドル、ロナウドとフラボッタであやふやになった所でクロスからラムジー、ダニーロの前線への蹴飛ばしからロナウドというもの。
連戦が続く中で離脱者やローテする都合でベストなメンバーを揃えられる機会は多くはない。しかし現陣容においてポスト役のモラタが居ない試合はしっくり来ない内容が多い。ロナウドとディバラはポスト役が居てこその部分もあり控えの発掘は急務である。
ポスト不在時の最近のロナウドのポジショニングはマドリー時代を見てきた自分からすると何故そこなのかと疑問を抱く事が多く、少なからずストレスはある。
チームとして終着点に彼を設定してない事が起因してる部分と今のやり方とメンバーのプレーにどうすべきか模索してるような雰囲気はある。
マドリー時代ならエゴを出して示してきただろう状況もユベントスではそういう場面は殆ど見られず、今後の立ち振る舞いに注目してる。